2006.12.03 Sunday

秋の色

今朝、犬のお散歩中
こんな綺麗な紅葉を見つけました。
朝の冷たく澄んだ空気の中で燃えるような赤でした。

紅葉1

ついつい秋色というと夏の鮮やかな色彩に比べて
彩度や明度が下がった渋い色を
イメージしがちですが、
実際はとても鮮やかなことに気付きます。

紅葉1−1


今まで秋のカードは・・やっぱり渋めに作っていました・・

来年は、もっと鮮やかに作りましょう・・。

紅葉2

そしてこれは、数日前に頂いた京都の紅葉の写真です。
金に赤が映えて美しいー。

紅葉3

2006.05.22 Monday

色の名前

まずは、HPリニューアル記念のタオルですが
当選した方々からたくさんのコメントを頂きましてありがとうございました。
今後また、あらたな企画も計画したいと思っておりますので
そのときはまた是非参加して下さいね。

さて今日の話は、「色の名前」。

時々、色彩クラスを受講して下さってる方に
「色彩に関する本でおすすめはありますか?」と聞かれることがあります。
そんなときにまず答えるのがこの本、「色の名前」(角川書店)です。
監修の近江源太郎先生には、大学時代に芸術心理学の講義を受けていました。
それで思い入れが深いというのも実はあるのですが、でもそれ以上に内容が
とても良いのです。

色の名前

この本では、自然にまつわる様々な色の名前が、
その由来となった自然や風景の美しい写真とともに紹介されています。

ベージュは自然のままの羊毛から名付けられたこと、
ヨーロッパでは竹があまり自生しない為、バンブーは青い竹の色ではなく
乾燥した竹の黄みの茶色であること、などなど、納得しながら楽しく色を
覚えることもできます。

その中で私が特に気に入っているのはロビンズ・エッグ・ブルー。
(ヨーロッパコマドリの卵の色)の項です。
この色は、ティファニーのブルーの箱の由来となった色と言われていますが、
色名図鑑などで見るとティファニー・ブルーより明るく柔らかい緑みの強い青で
掲載されていることが多いようです。でも実際の卵の写真を見ると・・
実物は思ったよりも鮮やかで明るい緑青。
ターコイズ・グリーンとターコイズ・ブルーの中間といったような
不思議な色でした。

残念ながら本の中身はお見せできませんが、せめて私の混色でご想像下さい。
ニッカーのデザイナースカラーでしたら、セルリアンブルーとビリジャン、
それに少しのホワイトといったところでしょうか。
Windsor&NewtonのガッシュでしたらCyprus Green。
これは、それ自体が近い色ですね。奇麗な色です。
(少し青みが強いかな。下の写真の卵はニッカーの混色です。)

ロビン

話が逸れましたがこの本は後半に、色相・トーン順に並べられた色見本つきの
色名索引が掲載されています。
これもすごく実用的。知りたい色を調べるのにとても役に立ちます。
(ひとつの色に色々な呼び名があるのもひと目でわかりますし)

写真も美しく読み物としても楽しめますので、もし色の本お探しでしたら・・・
おすすめの一冊です!

2006.05.10 Wednesday

今年の花は?

昨日の朝、門柱に絡んだ蔓の先にバラが一輪咲いていました。
我家では今年最初のバラの開花です。今回は、あまり手入れができず、
剪定も短めにしてしまっていたので、どうかなと思っていたのですが、
つぼみの数が少ない分、真っ赤な鮮やかな花が咲いてくれました。
一重咲きのカクテルという蔓バラです。

曇り空だったので特に鮮やかに見えますね。
曇りの日は景色全体の彩度が低い為、
鮮やかな花はより鮮やかさが増して見えます。
花をアップで撮るのは、あまり天気が良すぎる日よりこういう日がおすすめです。

カクテル

数年前、バラを育てるのに夢中になっていたころがあります。
そのきっかけとなったのが、友人から頂いた
チャールストンという品種で
四季咲きで害虫や病気にもなかなか強い育てやすいバラです。
花は、初めは黄色から淡いピンクのつぼみなのですが、
日が当たり成長するのにしたがって赤く、
それこそ日当たりがよい場所では、真っ赤になっていきます。

下の写真は、一昨年の花と昨年の花。
同じ苗とは思えないほど色が違います。
(一昨年のは、日当たりの良くない場所に鉢を置いていたようで)
花が咲くまでにどれだけ日に多く当たったかで
この花のイメージも、こんなに変わるのですね。

チャールストン1

チャールストン2

さて今年のチャールストンは・・・開くまであと数日・・。

2006.04.28 Friday

長実ひなげし

先日のブログを読んで下さったオグリさんが、今の時期、
「道端に咲いている長実ひなげしの優しいオレンジ色が好きです」と
コメントを書いてくれました。私もとても好きな花なので、
絵具で近い色をつくってみました。

ひなげし2

オグリさんは、オレンジにカーマイン(鮮やかな赤)、そして白を加えて・・
とのことです。
(たぶんニッカーの絵具ですね。デザイナース・カラーでしょうか)
私もその作り方でやってみたら明るくきれいなオレンジができました。
この作り方もいいですね。

もし、そのバリエーションを考えてみるならば、
カーマインをマゼンタにしてみたらどうでしょう。
マゼンタの紫味が、オレンジに深みを増してくれそうです。
必要であれば、少しの黄色も加えてみたりして・・
下の写真はそれで作ってみたものです。(ニッカーのデザイナース・カラーです)

ひなげし色1

私は通常、作りたい色に色味を近づけてから
白などの無彩色を混ぜるのですが、
今回は優しいトーンを優先したいので、
まずオレンジ(マンダリンオレンジ)に少しの白を加え、
欲しい明るさにしてから、マゼンタとイエロー(クロームイエロー)を
少しずつ加えていきました。
(写真だと微妙な色の差はわかりづらいですねぇ。残念)

あとガッシュでも作ってみました。
チャイニーズ・オレンジ(ホルベインのガッシュ)に少し白を混ぜたものに、
マゼンタ(Windsor&Newtonのガッシュ)と
インディアン・イエロー(Windsor&Newtonの透明水彩)を
少しずつ加えて色を調整しました。
やはりガッシュの方が、できる色も深い感じですね。
デザイナース・カラーの方は、おさえて優しい感じ。
(写真は、実際よりも濃く写ってしまいましたが)
どちらを使うかはお好みです。

ひなげし色2

こうやって色を作っていくと、なかなか目的の色にならなくても、
その途中で思いのほか、素敵な色を見つけることができたりします。

今は使わなくても、いつか、作りたい作品にぴったりな色になることも。
ですから、気に入った色を見つけたら、なにはともあれ作ってみることお勧めします!

最後にもう1枚。
日の強い場所に咲いてたひなげしたちです。光によって、色の見え方もずいぶん変わります。
夕方や日陰で見るとこの花の色は、ちょっとくすんだ優しいオレンジピンクに変わります。

ひなげし1

2006.04.25 Tuesday

好きな色は何色ですか?

昨年前半、私は、白緑(ビリジャンに白を混ぜたような淡い緑)を好み、
後半は、ホルベインの透明水彩のオペラ(鮮やかな紫味のピンク)が
お気に入りでした。

自分の中ではいつも、その時その時のブームがあるのですが、
それでも一貫して好きなのは、やはりブルー系の色たちです。
ついつい増えていく青い絵具たち。
色見本を作って見ているだけでもちょっと幸せな気持ちになれます。

青い絵具


幸せな気持ちになれるといえば・・もうひとつ。ミモザの黄色。
これにもかなり弱いです。
早春のきりっとした空気の中でキラキラ光るような鮮やかな黄色に魅かれて
ずっと好きな花ベスト3に入っています。

イタリアでは3月8日はフェスタ・デラ・ドンナ(女性の日)といって、
男性から女性にミモザをプレゼントする日だそうですね。
日本ではあまり知られていませんが、それでもその日は花屋さんにも
いつもより多めにミモザが並んでいて私はちょっと幸せです。

写真のミモザは今年、その日に買ったものです。
(残念ながら自分でですが・・)

ミモザ
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